会長挨拶
テーマ:心温かな信頼される医療の提供のために ~集い、ともに考えよう~
学術集会会長 岩橋 博見
市立豊中病院 病院長
この度、第18回日本医療マネジメント学会大阪府支部学術集会を2027年2月13日(土)に「マイドームおおさか(大阪市中央区)」で開催させていただくこととなりました。
日本医療マネジメント学会は、日本学術会議協力学術研究団体でもあり、学会会員数は現在、約8000名を有する学会です。大阪府支部学術集会は、その支部会の1つとして年1回開催され、600名を超える医療関係者が集います。今回は、「心温かな信頼される医療の提供のために~集い、ともに考えよう~」をテーマに掲げ、開催いたします。2040年頃にピークを迎える超高齢社会と生産人口の減少に備え、「新たな地域医療構想に基づく各医療圏域の体制整備」や、「生成AIの利活用を含めた業務効率化のための医療DXの推進」は喫緊の課題です。しかし、その中で忘れてはならないことは、医療は「心をもつ人が、心をもった人に対して行うもの」であるという点だと思います。地域の医療ニーズにきっちりと応え、安全で質の高い医療を提供することはもちろんですが、医療従事者が医療の現場でどれだけ心を込められるか、患者さんに「心温かな医療」をどれだけ実感していただけるかは、真のウェルビーング実現のために重要な課題であると考えます。
本学術集会では、幅広い分野で一般演題を募集するとともに、特別講演2題、シンポジウム2セッション、教育講演4題を予定しています。特別講演には、社会医療法人生長会ベルランド総合病院医学教育センター長/総合整形外科顧問の吉川秀樹先生に、「大切なものは目に見えない~医療と人生~」というタイトルでご講演を賜ります。また、国立健康危機管理研究機構理事・国立感染症研究所所長の俣野哲朗先生からは、「感染症の危機管理」といった内容でお話いただく予定です。シンポジウムは、一つは「新たな地域医療構想をどう実現していくか~2040年を見据えた病院経営と地域協働~」というテーマで、もうひとつは「医療における生成AIの利活用~現場への実装とリテラシー教育・人材育成を含めて~」といった内容で、各シンポジストにお話いただき、議論を深めていただく予定です。教育講演も、本学術集会のテーマに沿った内容のお話をいただく予定です。
病院に限らず、地域における医療・介護・福祉など、あらゆる場で働くスタッフの皆様に多数ご参加いただき、有意義で実りある意見交換の場となりますよう、スタッフ一同、心をこめて、準備に取り組んでおります。一人でも多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。当日はぜひ、集い、ともに考えましょう。
